*11月7日~11日*

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こんにちは。
今週はモンブラン一色の一週間でした。
やはりモンブランが好きな方は多いようで、日本での人気が伺えました。
毎年思うのですが、どうしてヨーロッパでは広まらないんでしょうか。。。
フランス人にはチーズを甘くして食べる習慣がないので、チーズケーキの受けがあまりよくありません。
*11月7日~11日*_e0180433_442034.jpg逆にフランスでは湯がいたお米をヨーグルトに入れて食べますが、日本人にとってはこれが受け入れがたいのに似ている感覚なのでしょうか。
栗をもともとお料理に使っていた国の人にとっては、栗が甘いというのが受け入れにくいのかもしれませんね。
そう考えると、栗は好きでもモンブランは苦手、という日本人の方がいるのも納得できる気がします。


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*11月7日~11日*_e0180433_4425654.jpg今週も初めての方も多くおられましたが、面倒なモンブラン作りも楽しんでいただけたようでよかったです。
今回ふと思いついた、メレンゲでケーキを覆うというアイデアが面白いようで、説明するたびに「へぇ~」という驚きの声が上がり、私としてはとても楽しいです。
しっかりと焼けば、シリコン型に入れ込んだメレンゲもすっぽりと取れてしまいます。
こうして色々と紹介すると「型ばかり増えて困る」と言う声も聞こえてきそうですが、こちらではシリコンの型が手に入りやすい上に、お値段もお手ごろですので、使い方を工夫して楽しんでみてくださいね。

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今回モンブランのクリームの作り方が簡単になったので、より多くの方にまた作ってみようと思っていただけるかなぁと思ったのですが、実はクリームが固くて絞りにくいという事実は判明しました。
私としては問題なく絞れるのですが、やはり普段そう必要としない手の握力を使うので、クリームが絞りからなかなかでない方が続出でした。
徐々にクリームが温まってくるとその分柔らかくなり絞りやすくなるようでしたが、その頃にはすでに握力の限界がきてしまっていて、結局納得いくように絞れなかったという方もおられました。
もしも作る機会がありましたら、ペーストをしっかりと電子レンジで温めて柔らかくしてから、バターとラム酒を加えて混ぜてください。
多少の硬さはありますが、レッスンで絞ったよりは容易に絞れると思います。
毎レッスン、色々とお話しながらでとても楽しい時間でした。
またお越しいただけることを楽しみにお待ちしています。
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今週最後は中級コースのチョコレートのレッスンがありました。
「ムスカディーヌ」という昔ながらのチョコレートがあるのですが、中にはオレンジリキュールのコワントローを入れたガナッシュがあり、そのガナッシュをチョコレートでコーティングしています。
さらにその周りに粉糖をまぶしてあります。
手間がかかるので、今ではあまり置いているお店は少ないですが、ほんのりオレンジの香りがしてコーヒーにとても良く合います。
ムスカディーヌはきちんとテンパリング(チョコレートの結晶をきれいにそろえるための温度調整)がされたチョコレートを使う必要がありますが、これとは別にロシェというテンパリングをしなくても簡単に作ることができるチョコレートを一緒に作りました。
本来はきちんとテンパリングをするべきなのですが、アーモンドやオレンジのゼストなどをチョコレートと混ぜ合わせ冷蔵庫で固めます。
テンパリングをしない分、あまり温かいところに置いておくと表面がべたつきますが、クランチチョコレートのようなさくさくとした食感が楽しめます。
中級はチョコレートを扱ったものが多いですが、また次回もチョコレートのお菓子作りを一緒にできるのを楽しみにお待ちしています。
by yukochocolat | 2011-11-11 04:07 | 講習会レポート | Comments(0)
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