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*北スペイン~ビルバオ・サンセバスチャン・リオハ地方④*

9月はじめ、まだ温かい北スペインに8日間行ってきました。
バル巡り、リオハのワイン巡りと美味しいものに囲まれた幸せの日々となりました。

①Bilbao(ビルバオ)からSan Sebastian(サン・セバスチャン)へ
②チーズの街Idiazabalと牛追い祭りで有名なPamplona(パンプローナ)
③Rioja(リオハ)地方のワイナリー巡り
④EzcarayとValganonから再びBilbaoへ


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ワインの産地から少し山間に南下し、Rioja地方のお隣Castile and León地方との境に近いEzcarayを目指します。
ここに来た目的はEl Portal de Echaurrenレストランに食べに行きたいということだけだったのですが、羊毛を使ったブランケットなども有名だそうで、泊まったホテルに置いてありました。
最初はちょっとチクチクする感じもあったのですが、なんとも心地よくて、Ezcarayにある工房(写真右下)を訪ねたらやっぱり欲しくなって買って帰りました。
今でも機械は使わず手織りだそうです。
ホテルはEzcarayから車で10分弱のValganonという村にあり、とても綺麗で開放的な空間で、広い庭で読書をしたりのんびりと過ごせました。
そして楽しみにしていたレストランは、これまで行ったレストランの中でもとびきり美味しく、またサービスも肩ひじ張らない自然な中に気配りを感じられて、本当に幸せな時間でした。
とにかく最初のアミューズブッシュからすべてが美味しかったわけですが、感動的だったのがそのすべてのお皿の説明書きを並べて置いてくれて、最後にまとめてプレゼントしてくれたこと。
いつもレストランでメニューを写真に撮るのを忘れてしまうので、ひどいときは食べている最中にも「これなんだったっけ?」と細かいことを思い出せない始末。
料理のタイトルとシェフの世界観や産地などが書かれていて、これは本当に嬉しいプレゼントでした。
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写真左上より、
アミューズブッシュ、おばあちゃんのクロケット
アミューズブッシュ、黒オリーブに見立てたアンチョビチーズとレッドペッパー
パンとオリーブオイルと3種の塩
前菜、芝生に見立てたハーブ・羊チーズのクリームとフォアグラパウダー
前菜、羊チーズの泡・フォアグラと香草のパウダー
前菜、マッシュルームと栗と様々な野菜のソテー
前菜、赤チャードの一皿
魚、カリフラワーのクリームとパンの天ぷら
魚、マリネしたピクルス・ロブスターとサラダ
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魚、イカのグリル
魚、白身魚(hake)とピメント(赤ピーマン)の濃厚ソース
肉、鳩のロースト
ローカルチーズ
デザート、ロシアン・アルファロ(Russian Alfaro)
デザート、チョコレートとピメント
プチフール(写真下中央)
Riojaのワインももちろん楽しめて、自家製のパンも美味しいし、チーズはご近所のチーズ職人が毎週のように届けてくれているそうです。
今のシェフのおばあちゃんがこの地にレストランを開いたのが始まりで、今回はこちらのガストロノミ―の方へ来ましたが、お隣にはトラディションビストロもあります。
Riojaへ行くなら立ち寄らなくてはもったいないレストランです!
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旅の最終日となる翌日は、ゆっくりドライブしながらBilbaoに到着です。
前夜に美味しい食事で満腹のはずなのに、この日もLa VinaというBarでタパスをつまみ、老舗のカフェでお茶まで楽しみました。
San Sebastianほどの人込みではなかったので、押しの弱い私たちでもすぐに席を作ってもらえて安心して食べられました。
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Guggenheim Museum。
ミュージアムが苦手な私も、建物を見るだけでも楽しいし、近代アートと言っても抽象画とかではなく立体アートが多いのでとても楽しかったです。
街自体は大きいですが、迷うことはなくとても歩きやすく、ほど良くショッピングも楽しめてこの街が好きになりました。
週末だけでも来れそうですし、ぜひまた訪れたいと思います。
by yukochocolat | 2015-09-10 20:13 | ちょっと遠出 | Comments(0)

*北スペイン~ビルバオ・サンセバスチャン・リオハ地方③*

9月はじめ、まだ温かい北スペインに8日間行ってきました。
バル巡り、リオハのワイン巡りと美味しいものに囲まれた幸せの日々となりました。

①Bilbao(ビルバオ)からSan Sebastian(サン・セバスチャン)へ
②チーズの街Idiazabalと牛追い祭りで有名なPamplona(パンプローナ)
③Rioja(リオハ)地方のワイナリー巡り
④EzcarayとValganonから再びBilbaoへ


この旅でのハイライトと言っても良いワイナリー巡りが、今日から3日間続きます。
ワインは好きだけどたくさんは飲めない私は基本的に運転手になるのですが、ワイナリーを訪れた時に少なくとも基本的なことは知っておきたいので、この「ワインミニミニ講座」は欠かせません。
今回はLogronoからHaroのEbro川流域に点在するワイナリーから、5つを訪ねる予定です。
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まず一つ目はこの地域でもかなり新しいYsiosです。
今までで最長の1時間半もの詳しいガイドツアーでやや疲れたものの、建物といい製法といいとても興味深かったです。
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Rioja一日目のホテルは、Hotel Eguren Ugarteでここもワイナリーなんです。
建物自体もユニークで、泊まった翌日午前中にワイナリーも見学できるというのも魅力でした。
Ysiosとは違い1870年から続く現在6代目が引き継いているワイナリーで、この地域独特の地下に掘られた迷路のような洞窟でボトルが保存されています(写真右側と中央下)。
Ysiosでもそうでしたが、木製の樽で熟成されるのがRiojaワインの特徴だそうで、ずらりと樽が並んでいるのは圧巻で、また木の香りがとてもいいです。
とても美味しいワインだったようで、こちらで数本購入。
ホテルに滞在しているため見学は無料で、しかも購入したワインも割引をしてくれました。
最後に6代目のご主人にご挨拶をして、今日泊まるホテルへ向かいます。
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建物の造りがとても面白いから泊まってみたいというJ氏の希望で、今日はHotel Viuraに泊まります(写真中央)。
このホテル以外は住宅街という小さな町ですが、どこへでも車での移動がとても便利な位置なので、午後はまだ行っていなかったLogronoを散策したり町の博物館へ寄ったり、近くのオリーブオイル製造所へも行ってみました。
La Maya(写真中央下)という銘柄でとても美味しくて、オイルだけでなく卵と混ぜればトルティーヤができる瓶詰など、色々と買って大満足でした。
夜の運転は避けたかったのでホテルで夕食を取ったのですが、こんなに何もないところでしかも平日だったのに、レストランはほぼ満席で驚きました。
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翌日は2件のワイナリーを訪れる予定なので、朝から出発です。
まず一件目はR. López de Heredia Viña Tondoniaです。
こちらのワイナリーも1時間ほどかけてゆっくり紹介してもらい、地下のボトル貯蔵庫はもちろん、使っている樽の作り方や歴代のボトルのラベル等、ワイナリーの隅々まで見ることができました。
待合室と受付の部屋は外から見るとデカンテの形をしているのもユニークでしたし、参加者一人一人にワインが一本プレゼントされるという、とても太っ腹なツアーでした。。
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そしてTondoniaのすぐ近くには、欠かすことのできないもう一つ有名なワイナリー、Mugaがあります。
こちらはショップだけ行きましたが、試飲をしてとても気に入ったようで2本購入しました。
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近くの街で出会ったわんこに癒されながら、せっかくなのでワインミュージアムも訪ねてみることにしました。
ここが本当にとてもよくできていて、Riojaに行く機会があればぜひ立ち寄ってみていただきたいです。
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旅の終わりにBilbaoのGuggenheim Museumに行く予定にしていますが、今日はその美術館を建築した人と同じ建築家が手掛けたホテル、Hotel Marqués de Riscalに宿泊する予定です。
こちらもワイナリーが併設されているので、午後到着した際に「あと10分後にツアーが始まるけどどうですか?」と言われたのですが、ここ数日の満足感から今回はショップを訪れるだけにしました。
自転車レンタルができるようだったので、その代わりに目の前に広がるワイン畑を探索することにしました。
急こう配のところもありましたが、ちょうどいい気候でとても気持ちの良いサイクリングになりました。
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この日の夜もホテルのレストランで食べることにしたのですが、こちらのシェフは翌日行くEl Portalというレストランで修業をした方だそうで、次の日に「あ、これ一緒だ!」というお皿もいくつかありました。
アミューズブッシュでは枯れ木やキャビア、オリーブに見せかけたものがあったり(味は全く違います)、かと思えばおばあちゃんからの味「クロケット」があったり。
様々な形で驚かされるのが楽しかったです。

明日は同じRioja地方ではありますが、少し南に下がり旅を続けます。
by yukochocolat | 2015-09-07 04:21 | ちょっと遠出 | Comments(0)

*北スペイン~ビルバオ・サンセバスチャン・リオハ地方②*

9月はじめ、まだ温かい北スペインに8日間行ってきました。
バル巡り、リオハのワイン巡りと美味しいものに囲まれた幸せの日々となりました。

①Bilbao(ビルバオ)からSan Sebastian(サン・セバスチャン)へ
②チーズの街Idiazabalと牛追い祭りで有名なPamplona(パンプローナ)
③Rioja(リオハ)地方のワイナリー巡り
④EzcarayとValganonから再びBilbaoへ

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San Sebastianを後に、今日はNavarre(ナヴァラ)地方の首都、Pamplonaへと向かいます。
ここからしばらくは海のない旅になるので、もう少し海沿いを満喫しようということで、フランスとの国境の街Hondarribiaまでドライブしたのですが、この途中の山道からの景色が最高で感激しました。
Hondarribia自体は特に何もないのですが、この景色が見れてとても良い道草になりました。
次回はぜひフランス側のバスクを旅したいものです。
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海沿いから内陸へ入り、少し遠回りになりますがIdiazabalという町にあるチーズ博物館に行きたいというJ氏の希望で寄ってみました。
チーズ以外の産業はあるのかしら?というほど小さな町ですが、毎年5月にはチーズ祭りが開催され、多くの人が訪れるそうです。
そしてここの羊のチーズ、チーズが苦手な私も美味しいと思うほど美味で、1㎏を超える大きさのものを買って帰りましたが、その後2か月くらいをかけて美味しくいただきました。
写真:途中寄ったTolosaの街並みと、Idiazabalのチーズ博物館
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Pamplonaは牛追い祭りで有名ですが、お祭りのない普段はとても静かな町のようで、特に観光客も見かけず歩いて回っても見きれるほどのところでした。
夜は見た感じの良かったレストランへ入りましたが、生ハムをはじめ料理も美味しいし、店員さんもスペイン語の分からない私たちに一生懸命説明しながら教えてくれて、とても楽しい時間を過ごせました。

翌日からはいよいよRioja地方へ入り、この日から3日間ワイナリー巡りが続きます。
by yukochocolat | 2015-09-06 02:34 | ちょっと遠出 | Comments(0)

*北スペイン~ビルバオ・サンセバスチャン・リオハ地方①*

9月はじめ、まだ温かい北スペインに8日間行ってきました。
バル巡り、リオハのワイン巡りと美味しいものに囲まれた幸せの日々となりました。

①Bilbao(ビルバオ)からSan Sebastian(サン・セバスチャン)へ
②チーズの街Idiazabalと牛追い祭りで有名なPamplona(パンプローナ)
③Rioja(リオハ)地方のワイナリー巡り
④EzcarayとValganonから再びBilbaoへ

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9月4日(金)Heathrow空港から2時間ほどで、北スペインBasque(バスク)地方の首都Bilbaoに到着です。
Bilbaoをゆっくり散策するのは旅の最後にして、まずは美食の街San Sebastianに向けて出発です。
今回はRioja地方も含めての長旅なので、Bilbaoの空港からレンタカーしました。
せっかく海が近いので海沿いの街に寄りつつ行こうということで、最初に止まったのはSan Juan de Gaztelugatxeという丘の上にある元修道院だった場所です。
写真上:橋を渡った離島にある修道院まで、駐車場から20分くらい登り下りしながら辿り着きます。
写真中央:石を積み上げて造られた歩道はほぼ階段で、みんな息を切らして登っていましたが、頂上からの眺めは絶景でした。
写真下:帰り道、上から見ると、こんなにも上ってきたのかと驚くほどの急こう配でした。

途中BermeoやLekeitioなどの小さな町に寄り道しつつ、夕方San Sebastianに到着しました。
今回は結婚記念旅行ということで、欲張ってミシュランの星付きレストランに3件も予約をしています。
その一つ、Martin Berasateguiに初日から行ってきました。
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写真左上から、
アミューズ一品目、スプーンのはキンカンの皮に乗った爽やかなジュレ、もう一つは残念ながら忘れました
アミューズ二品目、うなぎ・フォアグラ・青りんごのミルフィーユ
前菜、カリフラワーのスープとトリュフ
前菜、魚介とそのフォーム
前菜、見た目に驚いて内容を忘れてしまいました(黒い砂のようなパウダーももちろん全て食べられます)
前菜、ロブスターサラダ
メイン、牛肉ステーキ(J氏いわく最高に美味しかったそうです)
メイン、タコソテーと魚介のフォーム
リオハのワインとデザートのアップルパイ(パイ生地が最高に美味しかった!)
コーヒーと一緒に出てくるプチフールもとても独創的。
最後にシェフが各テーブルを回って挨拶してくれました。

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翌日は一日かけてSan Sebastianを散策です。
土曜日ということもあり、海岸沿いも旧市街のバルも本当に混んでいます。
バスク地方は長きにわたりスペインからの独立を目指していますが、旧市街にはその垂れ幕もありました。
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お昼と夜にかけてバル巡りです。
今回、今はNYのチェリーさんのこちらのブログも参考にして、メモをしっかり取って出かけたのですが・・週末の人込みは予想以上で、押しの弱い私たちは全く店員さんにも気づいてもらえず、ようやっと3件目のLa Cepaで奥の方にあるカウンターに立てました!
英語も話せる店員さんがいて、この地方の名物ワイン”Txakoli(チャコリ)”を飲みながら、ペドロンペッパーの素揚げやチョリゾーサンドイッチなどなど楽しみました。
ホテルへ戻る途中にカフェを見つけ、カスタードクリームとスポンジの入ったケーキや焼き菓子とコーヒー(写真左下)でデザートまでしっかりいただきました。
スペイン側のバスク地方ですが、フランスのバスク地方同様、”ガトー・バスク”(焼き菓子写真の右側です)に出会えて感激でした。

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そして夜はまた旧市街へとバー巡り再開です。
とはいえ昼ごはんが遅かったうえにしっかりと食べたので、夜は2軒だけ。
お腹の空き具合で量が調節できるのも、ピンチョスやタパスの魅力です。
週末だからか屋台も出ていて、お父さんお母さん達がクレープのようなものを焼いていました。
トウモロコシで作られた生地だそうで、チョリゾーと好みでチーズも包んで売られていましたが、正直ポレンタが苦手な私にはやはりトウモロコシはそのまま食べたいな、という感想でした。

明日からはBasque地方を抜け出し、Navarre(ナヴァラ)地方、そしてRioja地方へと向かいます。
by yukochocolat | 2015-09-04 23:44 | ちょっと遠出 | Comments(0)

*南イタリア・プーリア地方④ Monopoli~Matera~Bari*

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翌朝モノポリを散歩して、きらびやかな大聖堂を見学した後に出発です。
目指す町は「パンの街」Altamura:アルタムラですが、ここでもまたできるだけ小さなわき道を通って向かいます。

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薪を使った石窯でパンを焼くお店が多いそうで、Jamie Oliverがこの街のパン屋さんを訪れたビデオを見て、美味しそうだなぁと思ったのがきっかけで今回寄ることにしました。
パン工房の外にテントと椅子が置いてあり、ちょうど団体さんが帰るところですぐに席を作ってもらえました。
身振り手振りと片言のイタリア語での会話なのですが、パンを焼くおじさんがとても陽気で威勢の良い人だったので、メニューなどはないのですが言われるがままちょうど二人でお腹いっぱいになる感じで出してきてくれました。
ブルスケッタに始まり、フォカッチャやローカルのチーズやお肉のカルパッチョも本当に美味しかったです。
特にフォカッチャは今まで食べた中でダントツの美味しさでした。

お腹をいっぱいにして、今日の目的地Matera:マテーラに到着です。
Sassi:サッシと呼ばれる洞窟住居が今も残る街で、ここはプーリア地方ではなくお隣のBasilicata:バジリカータ地方になります。
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この住居は60年前まで使われていましたが、街の近代化に伴いほとんどの人が退去を余儀なくされました。
今ではこの住居に住んでいる人はいませんが、昔の生活風景を再現したミュージアムになっていたり、レストランやホテルに改装されるなどして、各地から観光客が訪れる活気のある街となっています。

また新市街から街に入ると分からなかったのですが、旧市街の丘の上からの眺めはとても素晴らしく、岩を削って作られたサッシの様子も良く見ることができます。
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夜はせっかくなのでサッシを利用したレストランBaccantiへ行くことにしました。
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週末の夜ということもありますが、10時前だというのに大変賑わっています。
イタリアの夜は長いですね。
前菜は白身魚のフライとタップナード、右側のは忘れてしまいました…。
メインはパスタで、シンプルなトマトソースのスパゲッティと、マッシュルームとトマトのパスタ。
デザートはチーズケーキのベリー添えと、チョコレートムースです。
やはりパスタはシンプルが美味しい♪
夜の旧市街も素敵な眺めでした。

今回の旅の最後は、プーリア地方の首都Bari:バーリです。
マテーラが気に入ったので、バーリに移動する日もぎりぎりまでマテーラにいたのでそれほどゆっくりはできませんでしたが、アパートメントホテルに滞在して自炊したり、日曜日でもお店が空いているところも多かったのでショッピングも楽しめたり満喫しました。
旅の後半ではプーリア地方の運転の粗さにもちょっと慣れたし、ぜひまたこの地方を訪れたいなと思いました。
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by yukochocolat | 2015-05-16 03:17 | ちょっと遠出 | Comments(0)

*南イタリア・プーリア地方③ Ostuni~Monopoli*

オストゥーニの旧市街は観光客も多くて活気があるので、細い道をぶらぶらと歩きながらお土産を買ったりできるのも楽しいです。
私が朝からジェラートを楽しんでいる間に、J氏はローカルワインを売っているお店で片言のイタリア語と英語を交えて買っていました。
「南イタリア=治安が悪く、人の気性もちょっと激しい」という今まで持っていたイメージとは裏腹に、今のところプーリアの人達はとても温かくてのんびりしているように感じるし、町もとても安全です。
運転はこれまで行ったどこの地方よりも無茶苦茶ですが・・・。

オストゥーニを出て、今日はまず市場が出ているはずのLocorotondo:ロコロトンドへ。
ですが、ちょっと遅かったのか市場はもう終わりかけで、街並みも”寄る価値あり”とのことだったのですが私たちにはピンとこず・・・すぐに町を出て世界遺産の街Alberobello:アルベロベッロへ向かいます。
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景色を楽しむためにいつも高速道路を避けて下道を使うようにしているのですが、今回J氏の選んだ道が細いことなんのって!
ただこれが思いのほか楽しくて、徐々に数を増やす石積みの家Trulli:トゥルッリを眺めながら細道を進んでいきます。
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とんがり屋根が特徴のトゥルッリは、税の取り立てから逃れるためにいつでも取り壊されるように、ただ石を積み上げただけで造られているそうです。
アルベロベッロで見られるものは18世紀から20世紀に造られたもので、今でも実際に使われています。

ここで少しお腹が減ったので、近くのお店に入ってみることに。
これがびっくり、またまた美味しいレストランでした。
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Favole in Tavolaというこのお店は、とても小さくてスタッフも3人くらいしかいないようでしたが、お料理も美味しくサービスも心地の良い人で本当に居心地が良かったです。
スターターはBurrataというプーリア特産のチーズ、メインはオレッキエッテのトマトソースと、エビのスパゲティです。
シンプルだけど、センスの良さと丁寧さが伝わってくる味でした。

ランチの後は今日の目的地、アドリア海側の小さな港町Monopoli:モノポリへ向かいます。
今回泊まる場所のほとんどを旧市街にしてしまったので、どこも道が狭いー。。。
あらかじめ調べておいた停めやすそうな駐車場に車を置いて、ホテルの人に迎えに来てもらったり、ホテルの人に駐車をお願いしたりが多いです。
すぐに街歩きが始められるのは嬉しいのですが。
この日は波が高かったのか、堤防の上まで波が上がっていました。
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ここに一泊したのは、すぐ近くの街Polignano a Mareにある洞窟のレストラン、Grotta Palazzeseに行きたかったからでした。
場所はとても素敵なところで、食事の評価が賛否両論だったのですが、景色を楽しむだけでもと思い行ってみました。
ところがこれがとても残念なレストランで、お料理はイタリアの恥と言われてもしょうがないほど。
さらに残念なのが、おそらくそれをサービスのスタッフが分かっている上で仕事をしていること。
あまりにがっくりきて写真を撮る気にもなれませんでしたが、前菜・メインともに魚介は冷凍食品のような味でなんの美味しさも感じられず、サービスもあえて感想を聞いてくることもなくただ皿を下げて新たな皿を持ってくるだけ。
メインを下げられた時にすぐにお会計を頼みましたが、よくあることなのかこれにも何の反応もなく、ただ会計を済ませて"Thank you, good bye."と言われただけで、私は目も合いませんでした。
思い出しているだけでも腹立たしく、ホテルも併設しているのですが、本当にここに泊まらなくて良かったとお店を後にしました。
仕切り直し!とJ氏が美味しいジェラート屋さんを検索してくれて、週末で混み合う賑やかなカフェで美味しいジェラートとエスプレッソを飲めたのがとても嬉しかったです。
みなさん、どうぞご注意を。
by yukochocolat | 2015-05-16 00:51 | ちょっと遠出 | Comments(0)

*南イタリア・プーリア地方② Lecce~Ostuni*

バロックの街Lecce:レッチェを出て、今日はOstuni:オストゥーニへと向かいます。
プーリア地方で日本人に一番有名なものと言えば、Alberobello:アルベロベッロにある世界遺産で、石を積んでできたとんがり屋根の集合住宅群「トゥルッリ」ではないかと思いますが、このオストゥーニから徐々にトゥルッリが見られるようになってきます。
そちらは次の回で紹介することにします。

出発前にホテルの近くにあったツーリストオフィスに寄ってみて、オリーブオイル工場がないか聞いてみたところ、近くに良いところがあると教えてもらいました。
それが、こちら。早速寄ってみました。
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イタリアのオリーブオイル工場を訪れていつも嬉しく思うのですが、突然行っても快く中を案内してくれます。
今の時期はオイル作りは終わっているのでとても静かでしたが、以前11月の忙しい時期にVeronaのオイル工場Salvagnoに行った時も、収穫&オイル作りで忙しい中丁寧に案内をしてくれました。
ここでもオリーブ畑を見せてくれたり、ボトル詰めしているところを見せてくれたり、もちろんテイスティングをして売ってくれました。
美味しいオイルが買えて、朝から大満足です♪

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お昼はMasseria Boscoという、本当に何にもない一本道にポツンと現れるホテルレストランで食べました。
イタリアではこうしたMasseria:マッセリアと呼ばれるカントリーハウスがたくさんあるようで、町から少し離れた場所に点在し、開放的な広い部屋や庭やプールがあり、時には敷地内で栽培したオリーブでオイルを自家製するところもあったり、そこでの食事も楽しみの一つとして滞在する人もいるようです。
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オフシーズンと中途半端な時間ということもあり、お客さんは私たちだけでしたがここも美味しかったです。
写真上2枚がスターターで、今回も「おまかせスターター二人分」を頼みました。
スターターの左側、コロッケやミートボールを揚げたものなど揚げ物が3種類と、ズッキーニのサラダ、チーズをスライスしたナスで巻いたものは、どれもシンプルですがとても美味しかったです。
スターターの右側、メインで大きく移っているのは何か忘れましたが、奥の方にイカのマリネもあります。
写真下がメインで、またまたオレッキエッテと、マッシュルームのタリアッテッレです。
この2日間毎日食べているんですが、パスタに飽きが来ないのが不思議です。


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レストランのある場所からイオニア海までそれほど遠くなかったので、途中海も楽しみつつ今日の目的地オストゥーニに到着しました。
この街も暑さをしのぐためか白壁が多く、旧市街は車一台がやっと通れる細い道がくねくねと続いています。


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今回雑誌で見て楽しみにしていたのがこのレストラン、Osteria Del Tempo Persoです。
入り口は二つあるのですが一方は貸し切りだったようで、もう一方の入り口を案内され運良く一席空いていました。
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いわしのフライとアーティチョークを前菜で頼み、メインにはこの地方の名物白豆のピューレと青物のオイルフライを頼みました。
もう一つのメインはもちろんオレッキエッテです。
J氏はこのピューレを気に入ったようで、後日瓶詰で売られていたピューレを買って帰ったほどでした。
どの料理もとてもシンプルなのですが、いわしも新鮮だし素朴でとても美味しかったです。
旧市街の丘の上にあるレストランなので、ご飯の後夜景を楽しみながら帰れたのもとても良かったです。
by yukochocolat | 2015-05-15 03:14 | ちょっと遠出 | Comments(0)

*南イタリア・プーリア地方① Bilbao~Lecce*

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こんにちは。
ロンドンはまだ涼しい5月、暖かさと美味しいパスタを求めてプーリア地方へ行ってきました。
ナポリよりももっと南、ブーツのかかと部分にあたります。
以前この地方のパスタ「オレッキエッテ」の作り方を習い、いつか行ってみたいなと思っていたんですが、調べてみるとイタリアで作られるオリーブオイルの40%がこの地方で作られていたり、ワインの生産量もとても多く、ここに美味しいものがないわけがない!と今回目的地に決めました。
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今回プーリアは初めてなので、なるべくたくさんの場所を見たいということで、かかと南部の玄関口Bilbaoへ飛び、帰りは北部の中心地Bariからロンドンへ戻る飛行機で行きました。
電車の便はそれほど良くなさそうだったので、空港からレンタカーをして各地を回ることに。
Bilbaoの空港からまず目指すは、南イタリアのフィレンツェと呼ばれるバロックの街Lecce:レッチェです。
空港からの道はとても走りやすく、オリーブの木々を眺めながら1時間ほどでレッチェヘ到着です。
ホテルに荷物を置き、まずは腹ごしらえと街を歩いていると教会で結婚式が行われていました。
イタリアではトイレットペーパーを車に巻くようですね。これでもかと巻いた後、さらにロールを屋根の上に置いていました。
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今回泊まったのはレッチェの旧市街で、迷路のように入り組んだ細い道にそれにちょうど良い小さな車が通っていきます。
建物を建てる際に発見された円形闘技場は2/3ほど発掘された状態で止まっています。
Santa Croce教会に象徴されるように、レッチェはバロック様式の建物が旧市街のあちらこちらで見られ、500年近くも前にこれほどの技術があったことに感心するばかりです。
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La Torre di Merlinoというホテルの近くでお昼を食べ、最初のオレッキエッテにありついたのですが、海鮮とオレンジというちょっと面白い組み合わせに挑戦したらこれが大失敗!
プーリア北部のソフトチーズ「Burtata:ブッラータ」もあったので試してみたりしましたが、全体的にまぁまぁでした。。
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とても良いお天気だったので、気を取り直してもう少し南下してアドリア海を眺めに行くことにしました。
夏はホリデーを楽しむヨーロピアンで賑わうOtranto:オットラントで、この旅最初のジェラート!
チェーン店だとあとで知りましたが、コーヒーと共にとても美味しかったです。
さらに南下してお勧めとあったPorto Badiscoとそこからももう少し海沿いを走りましたが、とても眺めも良くて気持ちのいいドライブでした。

夜はOsteria Degli Spiritiというレストランに行ったんですが、ここがこの旅で一番といってもいいほどサービスや料理など全てにおいてとても良かったです。
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今回全体を通して、スターターに「盛り合わせ二人分」というメニューが多く、おすすめのものを小さなポーションでいくつか味わえてとても良かったです。
写真右上は忘れちゃいましたが、真ん中は人参ムース、右下はブラックライスと野菜や海の幸のスターターで、特に後半二つは軽く飛び上がる美味しさでした。
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上二つはスターターの続きで、左はじゃがいもとクリーム(ベシャメルのようでした)のミルフィーユ、右はナス・・・だったような。
下二つがメインとして取ったパスタ2種類で、左は魚介とトマトのタリアッテッレ、右はまたもオレッキエッテでルッコラたっぷりでサラダ感覚で軽い仕上がりになっていました。
どちらも美味しいことこの上なかったです。
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コーヒーのお共はどちらもアーモンドプードルをたっぷりと使ったビスケットで、私にはちょっと重かったですが、J氏は気に入ったようです。
メニューは、ちょっとズレがあったものの英語のものも用意されていたし、サービスの人も英語が話せるのでとてもありがたかったです。
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by yukochocolat | 2015-05-13 07:39 | ちょっと遠出 | Comments(0)

*マヨルカ島~パルマ・デ・マヨルカ*

バレアレス諸島の州都、パルマ・デ・マヨルカは予想外に大きな街で、中心地には2泊したのですがそれでも見きれないほどでした。
中心地に泊まる前に、とにかく海の近くに泊まりたいと言うので、少し離れたビーチ沿いのホテルに2泊しました。
2月でまだ風は冷たかったですが、陽がさすと外で朝ごはんを食べるのに十分なくらい温かくなり、海の音を聞きながら過ごす時間はとても心地よかったです。
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街歩きをしながらの観光で、お城と大聖堂へ行くことができました。
お城に到達するのに車だとずいぶんと蛇行するのですが、舗装された道路の脇にいくつもフットパスが伸びていて、どの道に入ってもお城までつながっているのでちょっとしたハイキングです。
頂上からの眺めは最高で、パルマの港や街並みはもちろん、島の東側まで見渡すことができます。
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ハイキングに時間をかけすぎて城の内部を見る時間が過ぎてしまったので、眺めだけ楽しんですぐに下山です。
来た道とは別のフットパスを見つけ、今度はそちらから下っていくと広い庭に到着し、そのまま民家を抜けて無事に町へ戻れました。
旧市街もそうですが、車一台がやっと通れるというような細い道がとても多いです。
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パルマの大聖堂は、一部ガウディが手掛けている部分もあるからか、観光客もとても多いです。
港のすぐ近くにこの大聖堂があり、これより北が旧市街の中心となります。
細い路地が迷路のように巡らされているのですが、それでも現地の人は車でなんなく通り過ぎていきます。
今回の旅の前に「世界ふれあい街歩き」という番組のパルマ・デ・マヨルカ編を見て、路地は細くても入り口を入ると広いパティオがある建物の作りがとても印象的で、その作りが楽しめるホテルを探しました。
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このホテルでは自転車レンタルのサービスがあったので、最終日は飛行機の時間まで海沿いを走ってみました。
風が強いので苦労しましたが、真夏にはできない楽しみ方だったのでそれも良かったかなと。
お陰様で飛行機ではよく眠れました。
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by yukochocolat | 2015-02-24 19:57 | ちょっと遠出 | Comments(0)

*マヨルカ島~パルマ近郊の町たち

マヨルカ島を調べていると、東西南北で地形もずいぶんと変わることや、町それぞれに特徴があるので、そのすべてを訪れたくなります。
その中で、今回はパルマ・デ・マヨルカから電車で行けるSollerという町と、島の東海岸にあるPort de Pollencaに車で行ってきました。

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パルマとSollerを往復する電車で、片道1時間ほどなので日帰りで楽しめる小旅行です。
ちょうどアーモンドの花が満開になる時期だったので、山間に近づくにつれて景色はその花の色で埋め尽くされていきました。
Sollerはパルマの北東に位置する町で、その町に電車が到着すると、今度はトラムに乗り換えてさらに北上し、15分ほどでPort de Sollerに到着です。
波の穏やかなとても静かな港で、今は観光地として栄えている場所なのでオフシーズンのこの時期はそれほど人もおらず、車もほとんど走らない場所でとても落ち着けました。
太陽に当たりながらランチを済ませ、Sollerの町に戻ります。
町も本当に小さくて、ランチ後はほとんどのお店がシエスタに入ってしまうので開いておらず、カフェでお茶をしたのち電車の時間までぷらぷらお散歩をしたのですが、山々に囲まれた町なので路地の向こうには山々を眺めることができます。
2月はちょうどオレンジとレモンもシーズンなので、至る所で実がなっていました。
フレッシュオレンジジュースも美味しかったです~。

島の東方面へは、北部・中部・南部へと高速道路が走っており、Port de Pollencaへは30分ほどで行くことができます。
途中ちょこちょこ寄り道をして行きましたが、そのうちのひとつIncaは靴のCamperが生まれた町です。
Camperをはじめ、Incaはマヨルカ島一番の工業の町です。
また昔のワイン貯蔵庫を再利用したレストランがあるということで、そのうちの一つに行ってみました。
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マヨルカでオリーブを食べたとき、今まで食べていたものよりも苦めだなって思ったんですが、ここのオリーブはさらに苦味&酸味が強かったです。
でもなぜか止まらない・・・。その後お土産で買って帰ったものもすべて同じような感じで、これがマヨルカオリーブの特徴のようです。
料理も魚介から肉料理まで豊富で、私はイカの魚介詰め(イカ飯みたい!:写真右上)を頼んで美味しかったです。
J氏は豚肉を選び(写真中央)、ポーションも小さそうに見えるんですがこれがかなりのボリュームで、やっと食べ切ったという感じでした。
前菜で頼んだのが写真下の物ですが、これがこの土地の名物だそうで、本来は色々余り物を集めてポットで煮込んだものなのですが、これがなんともいえず美味しかったんです。
名前を忘れたのが残念。。
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Port de Pollencaに到着したころには午後3時くらいになっていて、本当は島一番の洞窟DRACH CAVEに行きたかったんですが、今回は断念。
次回はぜひ行ってみたいと思います。
Port de Pollencaは海と山々が一度に見渡せて、すぐにでもハイキングを始めたくなる風景です。
実際にここを拠点に北東に伸びる半島をサイクリングする人も多いようで、たくさんのサイクリストを見かけました。
ちなみに、この半島ともう一つMa-2141というSollerから東に向かった場所は、海を眺めながら崖っぷちの道をドライブするので有名な場所で、絶景を楽しみたい方にはおすすめです。

ほかにもオリーブオイルの工場やワイナリーも巡りたかったのですが、今回は日曜日しかレンタカーしなかったので、また次回の楽しみにとっておこうと思います。
地元の人には、塩工場の見学もおすすめされました。
by yukochocolat | 2015-02-23 00:33 | ちょっと遠出 | Comments(0)