*シアトルのお菓子材料* 

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                 《冬の定番 アップルパイ》


こんにちは。
シアトルは先週1週間はとても良いお天気でしたが、週が明けると一転して雨・雨・雨の毎日です。

年が明けてやっとお菓子を作るようになったのですが、ヨーロッパとはまた材料事情が違い、色々と模索しながら作っています。
まず最初に気付いたのは、こちらではナッツの種類は豊富ではあるけどお値段がちょっと高めなこと、そして乳製品の種類の豊富さと質の違いです。
ロンドンのスーパーなら大抵どこにでもあるアーモンドプードル(ground almonds)が見つけられず、たまたまPike Place Market(観光としても地元民の生活にも欠かせないマーケット)で見つけることができました。
450gで8ドル(5ポンド)とロンドンと変わりませんが、お菓子作り用ではないためか皮付きの荒削りなもので、見た目はヘーゼルナッツプードルのような感じです。
早速タルトや焼き菓子など作ってみたら、荒削りな分歯ごたえも残って主張があり、私は好きでした。
ただ、これはマカロンには使えないかなぁ。
そのほか、マジパンは同じようにスーパーにもありますが、あまり使われないからかロンドンで見るのの半分の量で値段は倍くらいします。

そして、乳製品はヨーロッパの方が種類が豊富で質も上かなと思います。
イギリスのdouble creamはまずなくて(これは他のヨーロッパでもないですが)、一番脂肪分が高いのがheavy whipping cream(36~40%)で、続いてwhipping cream(30%以上)、そして一番低いのがlight cream(18~30%)です。
3種類あるのはイギリスと一緒ですね。
日本で言うコーヒー用のクリームだと思いますが、牛乳とクリームが半量ずつ入ったhalf&halfというのがあったりして面白いです。
バターは塩入りのsalted butterと、無塩は見つけた限りではcultured butterといって、発酵バターです。
他のマーガリンやショートニングもそうですが、200gくらいから450gくらい入ったものなど、大きいのは1年分?っていうくらいの量で売られています。

e0180433_831668.pngそして、ゼラチンはスーパーでは主に粉末が売られています。
すぐに使いたかったので買ってみましたが、覚えている限りで粉ゼラチンを使ったのはこれが初めて。
日本のものと使い方は同じですが、やっぱり使いづらくて板ゼラチンを買うことに・・・。
ネットで簡単に買うことができます。
型や材料など、アマゾンでも種類豊富に買えるほどなので、アメリカ全土どんな田舎にいても便利ですね。
ちなみにイギリスで板ゼラチンはleaf gelatineと呼びますが、こちらではgelatin sheetと言うのが一般的です。



e0180433_833276.pngクリスマスのデザートで少し触れましたが、食用色素はこちらでもスーパーで簡単に手に入ります。
イギリスのような液体状ではなく、ジェル状のものが多いようです。




そのほか、チョコレートと生クリームを合わせて作るガナッシュやアイスクリームを作るときなど、舌触りをなめらかにさせたいときに使う「glucose syrup:グルコースシロップ」。
日本では水あめで代用可能ですが、こちらでは「corn syrup:コーンシロップ」で代用します。
厳密に言うと二つは違うもので、純度はグルコースの方が高いですが、代用して使うには十分です。

そして、さすがアメリカ、キッチン道具屋さんに行くとシフォン型が売られています。
見た限り23cm以上の大きいものばかりですが、家で作るお菓子なのかカフェでシフォンケーキが売られていることはありません。
ちなみに、こちらで感動するほどおいしかったのが、なんてことはないTully's Coffeeのパウンドケーキ。
特にカプチーノ風味。
実際どうかは知りませんが、焼いたあとに程よくコーヒーシロップに浸けている感じで、生地はしっとりふんわりしているのに、コーヒーの味がしっかりと感じられます。
日本のTully's Coffeeはアメリカから独立してしまっているので売られているかは知りませんが、もしあったらぜひお試しください。
残念ながらスタバに圧されて今後Tully's Coffeeはスタバに買収されるようですが、このパウンドケーキだけは消えないでほしいです。
by yukochocolat | 2013-01-11 08:37 | Comments(0)
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